第三回文学フリマ福岡 出店者募集開始しました

10月8日(日)開催の「第三回文学フリマ福岡」はただいま申込を受付中です。

文学フリマWebカタログ+エントリーよりお申込みができます。(ユーザ登録が必要です)

募集期間は5月27日(土)00:00~7月3日(月)23:59です。


お申し込みに際しましては、イベント概要 「第三回文学フリマ福岡 開催情報」、出店要項「全国共通」および「福岡」を予めご覧ください。
 

なお、文学フリマWebカタログ+エントリーより申し込みをした情報は後から編集・修正が可能です。

※応募多数の場合は抽選を実施*1いたします。先着順ではございませんので、ご注意ください。
 

ネット回線のトラブルなどで申し込みできなかった場合には救済措置を取りませんので、ぜひぜひ余裕をもってお申込みください。

「第一回文学フリマ福岡」では105団体の出店・約650名の参加者、「第二回文学フリマ福岡」では113団体の出店・約550名の参加者がお集まりいただきました。
今年も、皆様のご参加を心よりお待ちしております!
(文責・代表)

*1:出店申込件数が募集数を上回る場合、下記の順序で抽選を実施します。
1 申込情報の記入漏れなどの不備がある申込を抽選漏れとします。
2 複数ブース取得を希望する出店者の中で抽選を行い、一部または全部を1ブースのみの取得とさせていただきます。出店料もそれに応じて変更されます。
3 上記対応でも申込件数が募集数を上回る場合、すべての申込の中から抽選を行い、一部の申込を抽選漏れとさせていただきます。

現代思想読書会6回目のご案内

第6回現代思想読書会のご案内です。

日にちは6月17日(土)10時~13時。

場所は前回同様にあすみんになります。

詳細はATNDのイベントページよりチェックできます!

atnd.org

シリーズものですので途中参加は躊躇されると思うのですが、章ごとできちんと内容はまとまっていますし、疑問などあれば質問していただければその場の誰かが応答してくれますので、気軽に参加していただければと思います。

 

たんに「どんな感じなのか見学だけしたい(意見を述べるのはちょっと…)」というのも全然OKです。自分で読書会や勉強会を開く参考にしたい。現代思想ってどんな感じなのか興味がある。…などなど、気負う必要のない読書会(未読でも参加可能だったり)ですので、何かのきっかけになれば幸いです。

 

読書会の後には、懇親会もやっています。懇親会への参加の有無は、当日にお伺しております。

 

さて、この現代思想読書会では、一冊の哲学研究書を一章ずつ消化していっています。

今回読書会で扱う第6章「媒介なき創造──哲学」はこれまでを総括する内容となっていて、テキスト(『ドゥルーズと創造の哲学』)の醍醐味といいますか詰めに入っていきます。

一番美味しいところでもあり、一番容易ならざるところでもあるかもしれません。

 

前回の第5章「媒介された創造──芸術、文学」では、これまで見てきたテキストの内容が面白いように絵画や映画、文学へと集約されていき、頭のなかで宙吊りになっていたものが一気に具体性を持った回でした。

その流れで今度は、具体的な内容を保持しながら、哲学という抽象的なものへと、結実していくようです。

現代思想の場合は、一人だけだとハードルが高くて、そもそも読めない内容でも、読書会をとおすことで見えてくる、本の面白さっていうのがあることを実感しています。

たとえば現代思想でなくても、扱うテーマが違ったら、またそのテーマに合わせた読書会の形があり、それぞれの面白さっていうのが、きっとあることでしょう。

今回はたまたま現代思想をテーマにした読書会でしたが、もっと多様な読書会の形が生まれることを文フリ福岡スタッフは期待しています。

 

そんなわけで、最後に現代思想読書会の6回目の参加者を募集中して終わります。ノシ

6/17(土)10時より、「あすみん」にて開催。

テキストは『ドゥルーズと創造の哲学』第6章「媒介なき創造──哲学」

未読でも参加可能です。

atnd.org

現代思想読書会5回目のご案内

きのうは文フリ福岡のミーティングでした。文フリ福岡では「ドウジンノススメ」という同人誌制作についてのセミナーを昨年、一昨年と開催してきたのですが、今年はどんな感じにするか?とか、チラシのデザインはどんなのがいいかな?といったことを検討しておりました。

第三回文学フリマ福岡をみなさんに知っていただく為に重要なチラシですので、特に念入りにチェックしていましたよ~。

また次回の現代思想読書会の日程も決定しました。以下、案内になります。

現代思想読書会第5回のご案内

第5回目を5月7日(日)の午前10時~午後13時に、あすみんにて開催いたします。

テーマは『媒介された創造──芸術と文学』ということで「ドゥルーズ哲学にみる芸術・文学」というような内容になっております。これまでひらすら『ドゥルーズと創造の哲学』をテキストに、創造にまつわる内容を見てきたのですが、その具体的なものとして芸術と文学が取り上げられています。

ずっと抽象的な話が続いてきたので、ようやくそれが受肉されていく……予感がします!(少しだけですね)

現代思想読書会では、たんに「どんな感じなのか見学だけしたい(意見を述べるのはちょっと…)」というのも全然OKです。自分で読書会や勉強会を開く参考にしたい。現代思想ってどんな感じなのか興味がある。…などなど、気軽にご参加いただければと思います。

atnd.org

現代思想読書会、第三回のご報告と第四回のご案内

現代思想読書会第三回のご報告

昨日、第三回となる読書会に参加してまいりました。場所は前回に引き続き、福岡市NPO・ボランティア交流センターあすみんです。

今回の内容では、これまでの読書会でやってきた内容がようやく社会的な部分へとつながり始めた、そんな印象が持てた内容でした。

具体的には、カントの思想だったり、精神分析におけるオイディプス、ラカンのシェーマLといったものから、地域のコミュニティ、福祉といった社会的なものまで幅広い内容にスポットが当たることになりました。

これまでの読書会では「ドゥルーズさん、あなたの言わんとすることは、まがいなりにではあるかもしれませんが、一応私たちにも分かるようです。しかし実際の問題に対して、あなたの思想はどのような意味を持つことができるのか?」という疑念があったのですが、それが少しだけ見え隠れしてきた回だったかもしれません。

抽象的な概念が実践的なレベルにまで浸透するようになると、自分の生活の反省材料になったり、勇気づけられることがあったりして、たんなる概念の遊戯ではない面白さがあるなぁと思った次第です。

いまやっているテキストは正直、読みやすさの面ではハードではあるのですが、その分、やった後に得るものは少なくないのでは?という期待も持つことができました。

(そんなハードな読み物だからこそ、一人で読むだけではなく、人の意見を聞いたり、自分の意見を言ったりする場を利用する、というのも読書会の一つの有り様としてはアリなのかな、なんて思います)

現代思想読書会第四回のご案内

そんな現代思想読書会ですが、第四回目を4月2日(日)の午前10時~午後1時に、場所は今回同様、あすみんさんにスペースをお借りして開催いたします。

テキストは『ドゥルーズと創造の哲学』の第4章「創造的減法」になります。

シリーズものですので途中参加は躊躇されると思うのですが、章ごとできちんと内容はまとまっていますし、疑問などあれば質問していただければその場の誰かが応答してくれますので、気軽に参加していただければと思います。

たんに「どんな感じなのか見学だけしたい(意見を述べるのはちょっと…)」というのも全然OKです。自分で読書会や勉強会を開く参考にしたい。現代思想ってどんな感じなのか興味がある。…などなど、気負う必要のない読書会(未読でも参加可能だったり)ですので、何かのきっかけになれば幸いです。

参加応募はこちらから

atnd.org

 

現代思想読書会、第二回のご報告と第三回のご案内

現代思想読書会第二回のご報告

場所は福岡市NPO・ボランティア交流センターあすみんの会議室をお借りしての読書会です。ここは交通の利便がよくて、天神から歩いて行けますし、施設もきれいで、とても使いやすい所です。あとで改めてご案内しますが、第三回も同じ場所で開催します。(部屋は前回とは別になります)

初参加者2名、合わせて8名の参加となりました。テーマは「創造の潜在性、出来事について」でした。ひとくちに出来事といっても、テキストではふだん私たちが使っているのと、また別の意味で使われていて、「出来事をこのように考えるのか!」と、とても興味深い話でした。

現代思想読書会

ホワイトボードがありましたので、さっそく使っています。こういうのがあると、イメージを共有しやくなりますね。数学の抽象的イメージも今回でてきました。

現代思想読書会
さすがに濃ゆい内容でしたが、その分率直に自分の意見を出して人に投げかけてみないと、理解が進みづらいかも…と感想を持ちました。

次回参加するときは私も分からないなりの意見を出してみたいと思います!

現代思想読書会第三回のご案内

さてさて、そんなこんなで早くも第三回目となる読書会を開催いたします。

=開催概要=

日時:3月20日(月・祝)

場所:福岡市NPO・ボランティアセンターあすみん(天神クラス4階セミナールーム)、福岡市中央区今泉1-19-22

テキスト:『ドゥルーズと創造の哲学 この世界を抜け出て』 第3章「被造物という監禁状態」

※未読でも参加可能です。前回未参加の方は、前回分のテキスト要約のレジュメをご参考いただけます。

参加申込みはこちらから!

atnd.org

第三回文学フリマ福岡 開催のお知らせ

文学フリマ福岡事務局 代表です。皆様、ながらくお待たせいたしました。
「第三回文学フリマ福岡」開催のお知らせです。

概要は以下をご覧ください。
今回は会場を移し、はじめて「天神ビル」にて開催いたします!
これにより、出店ブースをワンフロアで周ることができます。
ふるってご参加ください!

第三回文学フリマ福岡

開催日 2017年10月8日(日)

開催時間 11:00~16:00(予定)

会場 天神ビル 11F 10号会議室 (福岡市・天神)

アクセス 市内バス…天神各バス停、天神バスセンター下車
     地下鉄…天神駅天神南駅下車 中央口天神地下街 西-2a、西-2b、西-3a
     西鉄電車福岡駅下車
     タクシー…博多駅から約10分 福岡空港から約20分
     ※駐車場はございません。

     天神ビル アクセスマップ|九州メンテナンス株式会社

募集ブース数 約100ブース(予定)

出店者募集期間 2017年5月27日(土)0:00~7月3日(月)23:59

主催 文学フリマ福岡事務局

協力 文学フリマ・アライアンス(東京・大阪・金沢・岩手・札幌・京都・前橋 各事務局)

 

 

※ご協力をお願いします※

文学フリマ福岡ではご協力いただける方々を求めております。

ご連絡は文学フリマHPお問い合わせページよりお願いします。

*TwitterFacebook、ブログなどでの参加表明や告知をお願いします。

* チラシはPDF形式でダウンロードできるように準備する予定です。チラシ配布にご協力いただけるサークル様はダウンロード~プリントアウトし、配布してください。

* チラシ設置・配布をしていただける店舗・団体・サークルその他の皆さまはご連絡ください。

* カタログへ広告をご出稿いただける店舗・印刷業者・作家その他の皆さまはご連絡ください。

* 「第三回文学フリマ福岡」を取材していただける地元メディア様はご連絡ください。

クロノスとアイオーン、二つの時間があやなす出来事(第二回現代思想読書会予告)

読書会当日に使用するレジュメがようやく出来上がりました!現代思想読書会では、読書会を進行するために、テキストを要約したレジュメを用意しています。第1回の読書会では、レジュメを作成した人が要約した内容を発表していって、参加者はそれに別の解釈をあげたり、疑問点を突いたりして、内容を広げたり掘り下げたりしました。今回も似たような進行になるかと思います。

 

今回のテキストでは、創造性をめぐって「見えるもの・見えないもの」(テキストでは「現働的なもの・潜在的なもの」といわれています)という立場から詳しく検討されています。

 

ドゥルーズストア派の言葉を借りて、現働的なものに「クロノス」の名を、潜在的なものに「アイオーン」の名を当てています。どちらも時間の神様ですが、瞬間的な時間か、永遠的な時間か、という違いがあります。

 

瞬間的な時間は、つねに過ぎ去ってゆくような時間で、『徒然草』などの中世の文学作品に代表されるような、いわゆる無常として語られる時間の流れです。文学的には、現実は無常ゆえにまた嘆かわしくもあり、永遠を望みはすれど届くべくもないもの、として扱われることが多いのではないか思います。ドゥルーズ哲学の面白いところは、永遠こそ現実的なものと見なして、常にそこに至るための思考線を張っているところかもしれません。

 

──── はたして現実は無常なのか?永遠なのか?

 

テキストを読むと、そこを見極めるポイントは「出来事」にあるようでした。

 

南方熊楠は「心」(目に見えないもの)と「物」(目に見えるもの)が交差する「事」をもっと研究すべきだと言っているそうなのですが、まさしく、その「事」(テキストでは、出来事)について考察されています。

 

ある出来事になぜ共感が生まれるのか、あるいはなぜ反感が生まれるのか、そのようなことも取り上げられています。

 

文学が出来事の叙述だとすれば、今回のテキストは、意外にも(!?)文学フリマの趣旨に則っているのかもしれません。(ちょっと無理がありますかね汗)

 

そんなわけで、いよいよ次週12日(日)に第2回現代思想読書会を開催いたします。引き続き、参加者募集しておりますので、ご興味ある方はぜひ一度ご参加していただければと思います!

 

atnd.org