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「文フリ福岡の作り方」③ 会議(1) 第一回会議1 理念

会議 理念 文フリ福岡の作り方

前回のような感じで「文フリ福岡を作っていこう!」と森元と古賀琢磨が協力するようになりました。まだ「本当にやれるのか、それとも実はやれないのか」が全く見えていない状態です。しかし「もしも文フリはやれないにしても、文学をテーマにした同人誌の展示即売会をやってみよう」というところで一応は一致団結していました。とは言え、気持ちだけでは話は進みません。そこで、当然のように会議が始まります。今回からは、しばらく第一回目の会議の模様をレポートしようと思います。

 

そもそも「何故文フリ福岡をやろうと思っているのか」を明確にしなければならないよね、というところで会議は始まります。これは福岡の特殊事情かもしれませんが、福岡では「福岡ポエイチ」という詩人さんたちを中心にした同人誌の展示即売会があります。既に文フリのようなものはあるのです。何故わざわざ文フリを持ってくるのか、ちゃんと考えなければ失礼です。古賀琢磨社会学を専門にしていると自称していますし、森元も大学時代に文学を専攻していたわけではありません。特別に何か「文学を書いている」と胸を張れるような人たちではないのです。そんな人たちが「文フリ」という看板を持ってきて、福岡ポエイチさんたちの邪魔をしてしまうかもしれないのですから、最低限「なんのためにこんなことをしようとしているのか」ということは明確に発しなければ失礼です。しかし、思ってもいない綺麗事を言ってもいけません。それはただの嘘です。ここでは、「自分たちの気持ち」をどのように説明したら色々な人達に伝わるのかを考えなければならない、と二人で話していました。

具体的には、まず最初に森元さんが「こんな気持で最初に手を挙げた」ということを古賀に説明しました。大雑把に言えば「福岡で文章系同人誌を扱っている人がいられるもっと場所が欲しい」ということです。ところが話相手の古賀は嫌な奴なので、当然こう言います。「それなら福岡ポエイチに参加させて貰って、もっとたくさんイベントが開催されるように手伝ってもいいんじゃない?」と。さて、そこから色々とディスカッションを重ね、その上で、一旦、お互いもっと考えてみよう、ということになりました。

この「色々」の部分が重要だったりするかもしれませんが、ここは秘密にしておきたいと思います。実は、この第一回だけではなく、それからずっと話し合いを続けていたのです。森元はこのときから10回以上、理念について様々な文章を書いています。しばらくしましたら、開催宣言をこのブログで公表します。具体的な内容はその時のお楽しみとしておいてください。

ただ、ちょっとだけ古賀琢磨がどのような気持ちで森元に意見を言っていたか、公開しておきたいと思います。

その理念を掲げて運営していった場合、どんな問題が起こるのか、特に、理念通りに「こと」が運んだ場合の問題点をあげようと思っていました。彼は、理念について考えるべき際には、イベントが「失敗した時」よりも「成功した時」について中心に置くべきだと信じています。イベントが失敗した場合には単純に主催者が金銭や信頼といったものを失うだけです。それは所詮個人的なものでしかありません。しかし、イベントが上手くいった場合には、その理念の弊害は他の人たちを巻き込んでしまうものです。スタートは「気持ち」からでも構いません。しかし、それをみんなと共有する段階ではいろんなことに目配せをしておきたい、と思いながらディスカッションしていました。

何かイベントをやろうとしている人、特に、代表の思いを一緒に形にしたい、補佐をしようとする人はこの辺のことをちょっと考えておくと良いかもしれません。これはあくまで個人的な考えですが、イベントなどをやっていく上で、熱い思いと冷たいツッコミの役割分担が必要になります。代表は全体を引っ張っていく人です。熱い思いを持っていなければなりません。しかし、その補佐をする人の中には、その熱い思いに対して、異論を出さなければなりません。

ことほど左様にいろいろと長い時間議論をしたあげく、ようやく話は「実際に文フリをやるとなったらどんな人たちがどれくらい来るのか?」に移ります。しかし、そろそろ長くなりましたので、この点については次回とさせていただきたいと思います。

 

今回の教訓

面倒なやつを入れると理念について二時間くらい議論をしなければならなくなる。しかも、その場ではまとまらない!気をつけろ!!

 

(文責・副代表)

 

 

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