「文フリ福岡の作り方」⑥ キーパーソンとの接触(1) SNSを使う

文学フリマを福岡で開催するにあたって、東京や大阪と人口規模が違うことに注目しておかなければなりません。地方都市ではなかなか人は集まらないのです。例えば、文芸ではないですが、おたく系同人誌即売会ではタイミングが悪いと、参加サークルがすごく少なかったりします。福岡では福岡ドームでイベントをやれているくらいですから、どうにかなるものかと思いきや、そんなにうまくいくものでもありません。参加してくれそうな人たちとある程度接触しておく必要があります。そこで、これまで関わりのある人に接触をとるまでの様子をお話していきたいと思います。

 

「キーパーソンと接触しなきゃ」、そう思い立ったのは11月23日。折しも翌日の11月24日は文学フリマ東京の開催日です。そこで詩人のHさんとtwitterのメッセージ機能を使って連絡を取ります。Hさんとは詩に関するイベントですごくお世話になっていたので、色々とお話がしやすかったのです。昔お世話になったから人からもっとお世話になろうとする謎の行動ですね。

さて、ここで、残念なお知らせです。古賀琢磨フリーターなのでお金がありませんので、福岡におります。Hさんは翌日の文フリに参加するため東京にいます。すぐに会うことはできません。どうしたのか。代表の森元が文フリに顔を出していたので、Hさんのブースに顔を出すこととしました。

大雑把なメッセージの内容としては「文フリ福岡やることにしたので、代表をやろうとしてる森元さんと会って、福岡の文芸の状況とかをお話してくれませんか」と書いて送りました。

連絡の返事が来るまでは、結構ドキドキするものですね。失礼なことを書いていないか、もしかしたら何か怒らせているのではないか、と。実際にはすぐにお返事が来ました。お話きかせてもらえるとのことです。豆腐メンタルな副代表は安心しました。

すぐさま森元に連絡をとりまして会談の場をセッティングしました。結局、Hさんは所要があったため会うことはできませんでしたが、後々、お会いしてお話を伺う時間を設けていただける次第となりました。

 

SNSを使うと、結構、簡単に連絡をとることができます。現在ではFacebooktwitterGoogle+mixiなど様々なSNSがあります。これらを利用することで、これまでのお世話になった人にまたお世話になることができたりします。不思議なことに、古賀琢磨の場合SNSを使っていると返さなきゃいけない恩が増えていき、恩返しをする機会が全くないという現象が起こります。そのことについては、あんまり深く考えないようにしていますが、いつか大きなしっぺ返しが来るかもしれません。その現場を見ることができた人は指差して笑っていただけるとありがたいです。

 

本日の教訓

お世話になった人にはちゃんと恩返しをしよう

 

(文責・副代表)

 

 

デュラララ!! (電撃文庫)

デュラララ!! (電撃文庫)