仮チラシをつくる(1)──何を伝えるのか

文学フリマin福岡を告知するにあたって、仮チラシを作成しました。今回から、数回にわけて「仮チラシをデザインする」をテーマに、チラシデザイン→印刷に至るまでの流れを説明します。

誰に、どういった情報を告知するのか

仮チラシは、福岡のヤフオク!ドームで開催された同人誌即売会「COMIC CITY」で、当イベントを告知する目的で作成することになりました。それには、デザインに取りかかる前に、いくつか考えないと行けない事があります。

誰に告知するのか

チラシ作成にあたって、配布ターゲットを「同人誌即売会 COMIC CITY に来場している、サークル参加者と一般参加者」に設定しました。既に同人誌即売会に来場している方々です。主にティーンエイジャーから50代くらいまでの、同人誌の金銭を伴うやり取りになれていらっしゃる方…これが、今回の配布ターゲットでした。

どういった情報を伝えるのか

デザインのキモの部分です。伝えるべき優先順位を、考えてみましょう、まずは重要度トップ5の情報を決めます。

  1. 文学フリマ in 福岡 という催し物が、
  2. 10月25日(日曜日)に、
  3. 福岡市の都久志会館で開かれる、
  4. 出展参加料は4000円くらいで
  5. 問い合わせはメールで受け付けます

こういった所でしょう。まずこれが伝わらないと、チラシはなんの役にも立ちません。

チラシの原案が、副代表から提示されました

1月5日、副代表からチラシの原案が提示されました。(下図)

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前述した「伝えるべき優先順位・TOP5」の情報が、【イベント概要】にきちんと出されています。仮チラシのデザインは、まずこの原案に対して、情報の優位性を考えていきます。

…続きは次回のエントリで

(文責:東内)