文学フリマ福岡開催宣言

  文学フリマ福岡は、作品を展示/発表する場であり、顔を合わせて売り買いする交流の場です。

 

 「文学ってかっこいい」「福岡って楽しい」という気分に浮かれた一日を。文学フリマ福岡は、「文学と人」、「文学を介した人と人」の営みが一時のあいだ場にあらわれる、そんなお祭りなのです。

 文学と人をめぐる関係というのはさまざまで、「こうあらねばならない」というものはありません。誰にとっても、それぞれの書き方、読み方、楽しみ方があります。

文学は、たくさんの人間のかかわりのなかで生まれ出てくるものです。そしてたくさんの人間のもとへ旅立ちます。時には人々によって育てられもします。書き手と読み手の垣根というのは実はとても曖昧なものなのかもしれません。ですから、出店者も一般来場者もスタッフも、それぞれが既に文学の主役であり、お互いがお互いを楽しむ場となることが、めざす文学フリマ福岡の姿です。

 

 また、文学フリマは一日限りのお祭りですが、文学は日常のなかにあります。福岡や九州の書店や文学イベント、図書館、文学館等にもお出かけしてみましょう。

  

 『いま、ここ』で文学と出会い直し続けることで、もっと世界を楽しむことができるはずです。