文学フリマ福岡事務局にはもっと色んな人たちに同人誌を書いて欲しいという思いがあります。
そこで、これまで「ドウジンノススメ」というイベントを不定期に開催してきました。これに関連して、文フリ福岡スタッフ松岡さんが働きかけ、九州大学図書館さんからご理解を頂いて関連する共同イベントを開催する運びとなりました。
タイトルは「本の作り方セミナー」。
このセミナーは「Cuter Café」という図書館で働く大学院生(図書館TA:Cuter)による九大所属の方向けのシリーズ企画の一つとして開催されています。この「Cuter Café」では「『高学歴ワーキングプア』の著者 水月昭道先生に訊く イマドキ研究者の卵が未来を切り開く方法」のようなものをやっています。
この企画の中で、同人誌に限らず、様々な「言葉だけでは表現し足りない思いを表現する、そのための方法として本を作る」という趣旨で文芸同人誌を題材に本を作る際に押さえておきたいポイントをレクチャーするのが「本の作り方セミナー」です。
さて、経緯が長くなりましたが、当日の様子をフォトレポートしていきたいと思います。
今回は打ち合わせ、準備の様子を紹介したいと思います。
古賀岳夫さん、東内さん、松岡さんと、九州大学図書館のスタッフで当日打ち合わせが始まります。四人とも打ち解けた雰囲気で、それでいて、ポイントを押さえた打ち合わせを行っていました。
これと同時進行で図書館スタッフの方が会場を準備してくださっていました。
セミナー会場というと、壁が囲っているような場所を想像されるかもしれませんが、もっとオープンな環境の中です。
会場は大入り満員、準備していた配付資料は足りなくなり、机椅子も急遽追加されました。
この人数、かなりの想定外で、九大生の同人誌への興味関心の高さを伺わせます。
さて、彼らの熱意のほどはどうでしょうか。
その様子については、次回のレポートをお楽しみ、ということで。
(副代表)