「文フリ福岡の作り方」⑫ チラシ(2) 印刷

前回、チラシの「デザイン」についての話は終わりだと述べました。
しかし、チラシについての話はまだ終わっていません。

デザインができても、チラシの形にしなければ、それこそ絵に描いた餅です。
今回は「チラシの印刷」についてお話をしていこうと思います。

印刷には色々な方法があるかと思います。
①自宅で印刷する
②ビジネスコンビニ、一般のコンビニで印刷する
③印刷業者さんに印刷してもらう
これらからコストパフォーマンスを考えて選択することになると思います。
お金だけではなく、時間や手間などもコストになります。

今回は見映えとお金を重視して③の印刷業者さんを利用することにしました。
印刷した部数は300部です。
同人誌即売会や大学、公共機関などで配布、掲示してもらうことを目的としています。
ちょっと多いかとも思いましたが、実は、その後、重刷しています。
大学関連はまだまだ配布しきれていないところがあります。
お願いすべき同人誌即売会はまだまだ開催されます。
当初は少々、数を少なく見積もっていたようです。

少々、話が逸れましたが、今回は印刷業者を通した流れを紹介しておきたいと思います。

(1) 印刷業者選定
まず、印刷関連についても東内が慣れているため、候補を出してもらいました。

いくつかの業者さんの価格を比較していきます。
判断基準は
1.価格
2.納期
3.用紙や印刷
これらを勘案しつつ、適切なものを選びます。
ぶっちゃけた話、今回は価格と納期を重視しました。
お金に関しては散々「お金がない」と言っていますが、
それだけではなく、同人誌即売会で配布するために時間もなかったのです。

そこを選んだかは一旦、ここでお話するのはやめておきます。
しかし、複数ある印刷業者を比較することはとても重要です。
大抵のHPでは見積もりができるようになっています
ちょっと手間に思えますが、時間をとった方が良いでしょう。

(2)印刷業者に出稿
既にデータは出来上がっていますので、選定した業者さんのHPから出稿するだけです。
こういうときに手馴れている人がいるのは安心です。
が、多くの場合、データがあれば簡単に出稿できるようにHPが工夫されています。
それほど手間もかからずにできるはずです。

(3)印刷業者からの受け取り
印刷業者からの受け取りは副代表の自宅にしました。
理由は配布する機会が多いからです。
同人誌即売会や大学などに行くことが多いからです。
これはたまたまそういう人がいたというだけです。
スタッフにいくつかの大学に行く機会がある人がいないことの方が多いでしょう。
一般的には交通の便が良い人や平日に時間を作れる人が受け取る方が良いでしょう。

こうした3つのプロセスで印刷業者さんを介した印刷は終了です。
次のチラシのステップとしては「配布」があります。
次回はこの話をしていきたいと思います。

ところで、デザインについての話し合いが終わった後で業者選定に移っているように見えますが、実際には行きつ戻りつしています*1

(文責・副代表)

*1:例えば、チラシを見たことがあるかたは分かるかもしれませんが、背景色は水色でした。これは、実は業者さんを選定している段階で出てきたものです。用紙を水色にすることを検討していましたが、それよりも、用紙を白にして背景色を水色にする方が安かったのです