文学フリマ福岡事務局にはもっと色んな人たちに同人誌を書いて欲しいという思いがあります。
そこで、これまで「ドウジンノススメ」というイベントを不定期に開催してきました。これと同様のものを「本の作り方セミナー」と題して九州大学図書館さん主催の「Cuter Café」の一環として共同開催致しました。
今回は満員御礼の中、イベントが開催され、講師東内さんの時間までを記録写真とともにお伝えしたいと思います。
最初はコーディネータ松岡さんによるご挨拶といくつかの注意事項をお伝えします。
ボディランゲージを交えながら学生のみなさんにお話しています。
ところで、九大生のみなさんの真剣なまなざしをお見せしたかったのですが……。
心の目で想像してください。
プライバシーとかそういう色々を大切にしたいのです。
ご挨拶がおわりますと、前半戦です。
東内さんによる文芸同人誌を作る際のDTPの使い方についてのお話です。
こちらについては、後日、詳細なお話が当ブログに掲載される予定です。
実は、東内さん、直前にこれまでのセミナーの内容をバージョンアップしました。
表紙だけ、チラ見せします。
全体的に黒を基調にしたセミナー資料になっています。
内容は当然、色々とパワーアップ。
実は、この内容を見た古賀岳夫さん、びっくりして朝からレジュメを作り直しました。
東内さんの話し方は割と断定調が強くなっていました。
セミナー後に話をしてみると、これは、敢えてやっていた、とのことです。
本のデザインには解釈の余地が沢山あるそうですが、あくまで入門編です。
東内さんは「こんな考え方がある」「こんな風にやっても良い」という話の仕方をしてしまうと、現実に作っていく際に悩まれるのではないか、と判断したそうです。
あくまで「まだ作ったことはない」という人が「作ってみたい」という気持ちを形にすることを支援する、というスタンスだったからこその断定調です。
九大生からの質問は多岐にわたりました。かなり真剣です。中には既に文芸同人誌を出している方もいらっしゃいまして、つっこんだ質問もありました。
(副代表)