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現代思想読書会、第三回のご報告と第四回のご案内

現代思想読書会第三回のご報告

昨日、第三回となる読書会に参加してまいりました。場所は前回に引き続き、福岡市NPO・ボランティア交流センターあすみんです。

今回の内容では、これまでの読書会でやってきた内容がようやく社会的な部分へとつながり始めた、そんな印象が持てた内容でした。

具体的には、カントの思想だったり、精神分析におけるオイディプス、ラカンのシェーマLといったものから、地域のコミュニティ、福祉といった社会的なものまで幅広い内容にスポットが当たることになりました。

これまでの読書会では「ドゥルーズさん、あなたの言わんとすることは、まがいなりにではあるかもしれませんが、一応私たちにも分かるようです。しかし実際の問題に対して、あなたの思想はどのような意味を持つことができるのか?」という疑念があったのですが、それが少しだけ見え隠れしてきた回だったかもしれません。

抽象的な概念が実践的なレベルにまで浸透するようになると、自分の生活の反省材料になったり、勇気づけられることがあったりして、たんなる概念の遊戯ではない面白さがあるなぁと思った次第です。

いまやっているテキストは正直、読みやすさの面ではハードではあるのですが、その分、やった後に得るものは少なくないのでは?という期待も持つことができました。

(そんなハードな読み物だからこそ、一人で読むだけではなく、人の意見を聞いたり、自分の意見を言ったりする場を利用する、というのも読書会の一つの有り様としてはアリなのかな、なんて思います)

現代思想読書会第四回のご案内

そんな現代思想読書会ですが、第四回目を4月2日(日)の午前10時~午後1時に、場所は今回同様、あすみんさんにスペースをお借りして開催いたします。

テキストは『ドゥルーズと創造の哲学』の第4章「創造的減法」になります。

シリーズものですので途中参加は躊躇されると思うのですが、章ごとできちんと内容はまとまっていますし、疑問などあれば質問していただければその場の誰かが応答してくれますので、気軽に参加していただければと思います。

たんに「どんな感じなのか見学だけしたい(意見を述べるのはちょっと…)」というのも全然OKです。自分で読書会や勉強会を開く参考にしたい。現代思想ってどんな感じなのか興味がある。…などなど、気負う必要のない読書会(未読でも参加可能だったり)ですので、何かのきっかけになれば幸いです。

参加応募はこちらから

atnd.org

 

現代思想読書会、第二回のご報告と第三回のご案内

現代思想読書会第二回のご報告

場所は福岡市NPO・ボランティア交流センターあすみんの会議室をお借りしての読書会です。ここは交通の利便がよくて、天神から歩いて行けますし、施設もきれいで、とても使いやすい所です。あとで改めてご案内しますが、第三回も同じ場所で開催します。(部屋は前回とは別になります)

初参加者2名、合わせて8名の参加となりました。テーマは「創造の潜在性、出来事について」でした。ひとくちに出来事といっても、テキストではふだん私たちが使っているのと、また別の意味で使われていて、「出来事をこのように考えるのか!」と、とても興味深い話でした。

現代思想読書会

ホワイトボードがありましたので、さっそく使っています。こういうのがあると、イメージを共有しやくなりますね。数学の抽象的イメージも今回でてきました。

現代思想読書会
さすがに濃ゆい内容でしたが、その分率直に自分の意見を出して人に投げかけてみないと、理解が進みづらいかも…と感想を持ちました。

次回参加するときは私も分からないなりの意見を出してみたいと思います!

現代思想読書会第三回のご案内

さてさて、そんなこんなで早くも第三回目となる読書会を開催いたします。

=開催概要=

日時:3月20日(月・祝)

場所:福岡市NPO・ボランティアセンターあすみん(天神クラス4階セミナールーム)、福岡市中央区今泉1-19-22

テキスト:『ドゥルーズと創造の哲学 この世界を抜け出て』 第3章「被造物という監禁状態」

※未読でも参加可能です。前回未参加の方は、前回分のテキスト要約のレジュメをご参考いただけます。

参加申込みはこちらから!

atnd.org

第三回文学フリマ福岡 開催のお知らせ

文学フリマ福岡事務局 代表です。皆様、ながらくお待たせいたしました。
「第三回文学フリマ福岡」開催のお知らせです。

概要は以下をご覧ください。
今回は会場を移し、はじめて「天神ビル」にて開催いたします!
これにより、出店ブースをワンフロアで周ることができます。
ふるってご参加ください!

第三回文学フリマ福岡

開催日 2017年10月8日(日)

開催時間 11:00~16:00(予定)

会場 天神ビル 11F 10号会議室 (福岡市・天神)

アクセス 市内バス…天神各バス停、天神バスセンター下車
     地下鉄…天神駅天神南駅下車 中央口天神地下街 西-2a、西-2b、西-3a
     西鉄電車福岡駅下車
     タクシー…博多駅から約10分 福岡空港から約20分
     ※駐車場はございません。

     天神ビル アクセスマップ|九州メンテナンス株式会社

募集ブース数 約100ブース(予定)

出店者募集期間 2017年5月27日(土)0:00~7月3日(月)23:59

主催 文学フリマ福岡事務局

協力 文学フリマ・アライアンス(東京・大阪・金沢・岩手・札幌・京都・前橋 各事務局)

 

 

※ご協力をお願いします※

文学フリマ福岡ではご協力いただける方々を求めております。

ご連絡は文学フリマHPお問い合わせページよりお願いします。

*TwitterFacebook、ブログなどでの参加表明や告知をお願いします。

* チラシはPDF形式でダウンロードできるように準備する予定です。チラシ配布にご協力いただけるサークル様はダウンロード~プリントアウトし、配布してください。

* チラシ設置・配布をしていただける店舗・団体・サークルその他の皆さまはご連絡ください。

* カタログへ広告をご出稿いただける店舗・印刷業者・作家その他の皆さまはご連絡ください。

* 「第三回文学フリマ福岡」を取材していただける地元メディア様はご連絡ください。

クロノスとアイオーン、二つの時間があやなす出来事(第二回現代思想読書会予告)

読書会当日に使用するレジュメがようやく出来上がりました!現代思想読書会では、読書会を進行するために、テキストを要約したレジュメを用意しています。第1回の読書会では、レジュメを作成した人が要約した内容を発表していって、参加者はそれに別の解釈をあげたり、疑問点を突いたりして、内容を広げたり掘り下げたりしました。今回も似たような進行になるかと思います。

 

今回のテキストでは、創造性をめぐって「見えるもの・見えないもの」(テキストでは「現働的なもの・潜在的なもの」といわれています)という立場から詳しく検討されています。

 

ドゥルーズストア派の言葉を借りて、現働的なものに「クロノス」の名を、潜在的なものに「アイオーン」の名を当てています。どちらも時間の神様ですが、瞬間的な時間か、永遠的な時間か、という違いがあります。

 

瞬間的な時間は、つねに過ぎ去ってゆくような時間で、『徒然草』などの中世の文学作品に代表されるような、いわゆる無常として語られる時間の流れです。文学的には、現実は無常ゆえにまた嘆かわしくもあり、永遠を望みはすれど届くべくもないもの、として扱われることが多いのではないか思います。ドゥルーズ哲学の面白いところは、永遠こそ現実的なものと見なして、常にそこに至るための思考線を張っているところかもしれません。

 

──── はたして現実は無常なのか?永遠なのか?

 

テキストを読むと、そこを見極めるポイントは「出来事」にあるようでした。

 

南方熊楠は「心」(目に見えないもの)と「物」(目に見えるもの)が交差する「事」をもっと研究すべきだと言っているそうなのですが、まさしく、その「事」(テキストでは、出来事)について考察されています。

 

ある出来事になぜ共感が生まれるのか、あるいはなぜ反感が生まれるのか、そのようなことも取り上げられています。

 

文学が出来事の叙述だとすれば、今回のテキストは、意外にも(!?)文学フリマの趣旨に則っているのかもしれません。(ちょっと無理がありますかね汗)

 

そんなわけで、いよいよ次週12日(日)に第2回現代思想読書会を開催いたします。引き続き、参加者募集しておりますので、ご興味ある方はぜひ一度ご参加していただければと思います!

 

atnd.org

第二回現代思想読書会のご案内(再告知)

年が明け、早くも一ヶ月が経とうとしています。寒い日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

今回は、ちょうど二週間後に迫った「第二回現代思想読書会」についての再告知です。

以前の記事でもお知らせしましたが、昨年11月開催の第一回現代思想読書会に続き、第二回読書会を開催いたします。

 

=開催概要=

日時:2月12日(日)

場所:福岡市NPO・ボランティアセンターあすみん(天神クラス4階会議室)、福岡市中央区今泉1-19-22

テキスト:『ゥルーズと創造の哲学 この世界を抜け出て』 第2章「現働化した被造物、潜在的創造」

 

ドゥルーズと創造の哲学 この世界を抜け出て

ドゥルーズと創造の哲学 この世界を抜け出て

 

※未読でも参加可能です。

参加のご登録は以下からどうぞ。

 

現代思想という分野に対して、「難しそう……」という印象をお持ちになる方も多いかもしれません。しかし、結構、気楽に参加している人もいらっしゃいますし、それも参加の形の一つです。実際、昨年の第一回読書会では、参加者の半分以上がドゥルーズを未読でした。

そんな中でも、皆、自分の感じた疑問点や感想を素直に伝え合うことで、活発なディスカッションが展開され、大いに盛り上がる読書会となりました。

 第一回の詳細につきましては、以下のフォトレポートからご覧いただけます。

bunfreefukuoka.hatenablog.com

 

 

今回の第二回でも、積極的に意見を述べるのも良し、皆さんの意見を聞いて考えの幅を広げるのも良し、という自由な読書会を考えています。

まだお席に空きがありますので、お一人様でのご参加でも、お誘いあわせでのご参加でも、どんな形でも構いません。どうぞお気軽な気持ちでご参加ください。

(※正確な人数確認のため、複数名でのご参加の場合でも、必ずお一人様ずつの参加登録をお願いいたします。)

 

 

何かと忙しい時期ではありますが、年初めは何か新しいことに挑戦するのにちょうど良い時期でもありますね。

「読書会に興味はあるけど……」と迷っていらっしゃる方もこの機会にぜひご参加くださいませ。

 

不明な点等ございましたら、以下のメールアドレス、もしくはTwitterにてお気軽にご連絡ください。

Mail : fukuoka@bunfree.net

文学フリマ福岡事務局@会場調整中 (@BunfreeFukuoka) | Twitter

 

それでは、皆様にお会いできることを楽しみにしています!

 

第二回現代思想読書会のご案内

もうあと数時間で2017年ですね。みなさん、今年はどんな年になりましたか?

読書・執筆・批評・同人誌の制作および出店などいろんな文芸への親しみ方があって、小説・詩歌・マンガ・アニメ・イラスト・写真などなどの、さまざまなジャンルがありますが、みなさんそれぞれの楽しみ方をされてきたのだろうと思います。

もしまだ同人誌の制作や出店まではしていないという方は、来年はぜひ文フリに挑戦してみませんか?もの作りは大変ですが、完成したときや自分が作ったものを手にとっていただいたときの喜びは味わい深いものですよ。

さて、今回は第二回現代思想読書会のご案内をさせていただきます。

 

=開催概要=

日時:2017年1月9日(月・祝)

場所:健康づくりサポートセンター8F和室A(福岡県福岡市中央区舞鶴2-5-1)

日時:2月12日(日)

場所:福岡市NPO・ボランティアセンターあすみん(天神クラス4階会議室)、福岡市中央区今泉1-19-22

テキスト:『ドゥルーズと創造の哲学 この世界を抜け出て』 第2章「現働化した被造物、潜在的創造」

※未読でも参加可能です。

※前回未参加の方は、前回分のテキスト要約のレジュメをご参考いただけます。

 

参加のご登録はこちらよりどうぞ!

atnd.org

 

 ひとつの本を一章ずつ進めるスタイルで行っているこの読書会ですが、前回はあわや時間内に一章分の内容をやりきれるのか?というぐらい議論が活発にあがり、最後はまきで進行したほどでした。

テキストにさせていただいたドゥルーズと創造の哲学 この世界を抜け出て』は全部で六章あり、現代思想読書会もとりあえず全六回を予定しています。

現代思想がテーマということで、なかには敷居が高いように感じられる方もいらっしゃると思いますが、読書会自体はなにも堅苦しくないといいますか、しゃちほこばったイベントではございませんので、ぜんぜん気軽に参加していただければと思っています。

疑問点があれば遠慮なく、それを言っていただければ、その場のみんなで考えてみるってこともやりますし、また必ずしも発言しなくてはいけないってこともありませんので、人がどんな意見を持っているのかを聴くってのもありです。

(前回や前々回、前々回の読書会の記事なんかもご参考にしていただければ)

 

そんなわけで、第二回現代思想読書会のお知らせでした。

今年一年もおつきあいいただきありがとうございました!よいお年をお迎えくださいませ。