本日20時過ぎ、出店者の皆さまにブース番号をメールでお知らせいたしました。
ご確認のうえ、告知や印刷所との連絡などにご活用ください。
10月上旬ごろに、事務局から普通郵便にて「入場証+当日出店案内+ブース配置図」を送付いたします。
ブース番号、搬入、入場、その他細かい情報をそちらに記載しておりますので、ご参照ください。
10月11日までに届かなかった場合、公式サイトの問い合わせフォームより
お問い合わせください。
(代表)
本日20時過ぎ、出店者の皆さまにブース番号をメールでお知らせいたしました。
ご確認のうえ、告知や印刷所との連絡などにご活用ください。
10月上旬ごろに、事務局から普通郵便にて「入場証+当日出店案内+ブース配置図」を送付いたします。
ブース番号、搬入、入場、その他細かい情報をそちらに記載しておりますので、ご参照ください。
10月11日までに届かなかった場合、公式サイトの問い合わせフォームより
お問い合わせください。
(代表)
たくさんのご応募ありがとうございました。7月12日(当日消印有効)をもって、第一回文学フリマ福岡への出店募集を締切ました。
当初の想定を大幅に上回る募集をいただきまして、福岡事務局のスタッフ一同、まことに恐悦至極に存じます。都久志会館の4階レンタルスペースを全て使うことになるでしょう。
チラシ等に記載しておりました二次募集の有無については、上記の通り「無し」となりました。
今後はサークル出店者の皆さまの出展品が、できるだけ多くの方の目に触れるように、九州各県の皆さまに「文学フリマ福岡」の周知を図って参りますので、どうぞご期待下さい。
福岡事務局では、サークル参加の皆さまに、参加費のお支払い方法についてご案内させて頂きます(近日中)。
決済が完了したサークルの代表者には、開催2週間前までに、参加証などの書類をお送りします。10月12日までに届かない場合、速やかに事務局までお問い合わせ下さい。
インターネットからのお問い合わせは、お問い合わせフォーム(こちら)より、送信先を「文学フリマ福岡事務局」と指定して送信して下さい。
メールソフト等から直接メールを送信したい方は、下記メールアドレスにお送り下さい。
参加にあたって分からない事がございましたら、なんでも気軽にお問い合わせ下さい。
ご質問は、下記Twitterでも受け付けております。
(文責:東内)
本日(7月5日)、事務局に本チラシが納品されました。A4で4ページある、パンフレット形式のチラシです。
東京の文学フリマでは、印刷物のチラシを作らず、主にインターネットや口コミなどの形式で宣伝を行っているそうですが、福岡事務局ではチラシを作る事が早々に決まっていました。
福岡での開催は初めてとなるので、私たちにはまだ顧客リストが存在しません。DMを送る事すらできないのです。
そのため、まず「文学フリマ 福岡」の存在を、広く宣伝する必要があります。基本的にネットでの宣伝というのは「口コミ」で広がるか、もしくは検索によって「見に来てもらう」というアプローチがほとんどです。
検索してもらうには「文学フリマ 福岡」の名前を知ってもらう必要があるのですが、そもそも催事名の存在そのものが知れ渡っていないと、誰も検索してくれません。このとき、チラシは今でも有効な宣伝ツールとなるのです。
上に載せた「決定稿」も含めて、チラシの第一の顔となる表面を、合計5案作成し、そのうち4点を事務局スタッフに提示しました。以下に、没になった4案を掲載します。
最初の1案は「絵本のようなイラスト」で、残りの案にはすべて「本」が入っています。つまりどんなカタチであれ「本に関するイベントだと一目で連想できる」ようにしています。
今回のチラシ作成にあたって、福岡事務局ではアートをやらないという方針をとりました。
アートとは「問いかけ」で、デザインは「解決手段」とよく言われますが、文学フリマの福岡事務局が、いったい何を「問いかける」というのでしょう。読者に問いかけるのは、出店して本を頒布するサークル参加者がすることです。
チラシは
という目的を「解決」するためにつくるものです。すなわち、チラシは「営業ツール」であるため、催事名・催事の内容・日時・場所が、内容の主役です。
「文学フリマ福岡」が10月頃にいつも開かれている、というイメージが、九州域内の文学ファンの皆さまにとって当たり前の認識になれば、そのときは、アーティストを招いてチラシで「アート」を表現する余裕も生まれてくることでしょう。
(文責:東内)
6月13日(土)に、我々文学フリマ事務局が主催する同人誌制作セミナー「ドウジンのススメ」が開催されました!
今回はそのレポートを、スタッフ(一応)の副代表の後輩が担当させていただきます。
先日文芸同人誌即売会デビューしたばかりの僕ですが、今回レポートを書くにあたって前もって副代表から
「当日まで同人誌の製本について何も調べないでね~」
との指示が。
「…え?僕スタッフなのにいいの?ほぼ素人なのにいいの?」
と内心思いつつも、真面目に何も調べないまま当日を迎えました。
当日はセミナー開始15分前からすでに参加者の方にお越しいただけたこともあり、スタッフ総出で、バタバタした会場設営やセミナーの準備となりました。
何とか準備が整い、いよいよセミナー開始!
まずはスタッフのでこぽんさんによる同人誌作成のための印刷所の使い方についての講義から。
製本方法や印刷所の見積もりなど、一から同人誌作成を始めるための基本を丁寧に解説していただきました。
またその中で先日文学フリマ事務局で作成した同人誌を見本として、製本における注意点を解説(副代表いわく「失敗例として」(笑))。
細かく注意していないと製本してみて失敗した!と気づくことも多いとのこと。
(例:縦書きの文なのに左綴りにしてしまった など)
でこぽんさんに続いては、このブログでも多く記事を書かれている東内さんによる同人誌の作り方についての講義
同人誌を作る際の本のサイズ、用紙の余白、見やすい文字サイズ、書体(フォント)の選び方などを、OpenOfficeでの使用法を例に解説していただきました。
さらに縦書きの場合半角数字や5文字以下の半角英字を使ってはいけないなど、細かい決まりも合わせて解説。
普段意識せずに本を読んでいるけれど、そのように違和感なく内容を相手に伝えるためにも必要なことがあるのだと初めて意識し、目からウロコでした…
セミナーには途中参加を含め計10名の方々の参加をいただきました!
その多くがこれから同人誌を作っていきたいと思われている方々で、質問も多く飛び交いました。時にはスタッフも知らない製本の知識なども飛び出し、スタッフと参加者との生き生きとした交流の場となりました。
この日はちょうど文学フリマ福岡の出店申し込み開始日でしたが、参加していただいた方の中にはすでに申し込みをした、もしくはこれからする予定だという方も!
ありがとうございます!
僕自身今回のセミナーを通して、「文学の書き手が限られた時間と予算のなかで、どのようにしてより読み手を惹きつける作品を作ることができるか」ということを学ぶことができました。
最初の副代表の指示には不安もありましたが、そのおかげでスタッフでいながら参加していただいた方々と同じ目線でこのセミナーに参加することができました。
副代表、さすがです!
参加してくださった皆様、本当にありがとうございました!
(文責:副代表の後輩)
10月25日(日)開催の「第一回文学フリマ福岡」はただいま申込を受付中です。
既にご案内しておりましたように7月12日(日)が締め切りです。
まだご検討中の方は文学フリマ - 第一回文学フリマ福岡開催情報よりイベント概要をご覧の上でご検討ください。
なお、文学フリマWebカタログ+エントリーより申し込みをした情報は後から編集・修正が可能です。
ネット回線のトラブルなどで申し込みできなかった場合には救済措置を取りません。
ギリギリでの申し込みはお控えください。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。
よろしくお願いいたします!
(文責・副代表)
前回までのブログ記事で、本の内容については一通り触れました。今回は、OpenOffice で作成した原稿を、印刷会社に入稿するための「完全データ」に変換します。
完全データとは、印刷用に最適化された「あとはRIPに通して刷るだけ」のデータを差します。ところが、印刷会社にOpenOfficeのデータを渡しても、ほとんどの会社では「これは完全データではないので、このままでは印刷できません」と答えられます。おそらくMicrosoft WORDのデータでも同じです。これには多くの理由がありますが、その1つを挙げると、OpenOffice のデータが保存される .odt 形式や、Microsoft WORD の .doc 形式では、あなたが指定したフォントの字形データが含まれていないからです。例えば、あなたが Windows 8.1 や MacOS X 10.9 にある「游明朝」を本文に使ったとします。.odt データには「ここには游明朝を使う」と記されているだけで、字形データそのものはまったく収録されていません。
そのようなデータを渡されても、入稿先の印刷会社が「游明朝」を必ず持っている──とは言いがたいのです。私も持っていません。印刷に関わるコンピュータシステムは、様々な事情があってとても「保守的」なのです。
その場合、印刷会社は、渡された .odt データや .doc データを「テキスト原稿」として、自前で文字組版をやり直さなくてはいけません。その費用は、当然あなたが負担することになりますが、そこまでの予算はない…ですよね?
OpenOffice で作成したデータを入稿するには、データを「PDF」に変換することが必要です。PDF形式のデータは、その中に字形データを「埋め込みフォント」にして含むことができるので、デザイン・印刷業界で広く使われています。
私も、印刷会社に入稿するデータは、ほとんどの場合「PDF」で作成しています。
OpenOffice には「PDFとしてエクスポート」という機能がありますが、この機能は縦書きの日本語には対応していません。縦書きの日本語をPDFにエクスポートすると、下図のように文字が回転してしまいます。
これはOpenOfficeのバグによるもので、現在の最新バージョン4.1.1でも解決していません。これでは、入稿データとして役に立ちません。
そのため、PDF作成にはOpenOffice以外のソフトや機能が必要になってきます。筆者はWindowsを持っていないので検証できませんが、Windows用にはPDF作成ソフトとして、無料で使える「Cube PDF」や、1000円台〜4000円程度で買える「JUST PDF」や「いきなりPDF」等の製品があり、これらを使う事になるでしょう。
Mac OS X では、OSにPDF作成機能が標準装備されているので、この機能を使ってOpenOffice から縦書きの日本語PDFデータを作成しましょう。
「ファイル」→「印刷」を選択し、左下の「PDF」から「PDFとして保存」を選択します(下図)。
この後に表示されるファイル保存ダイアログボックスで、保存先とファイル名を指定すれば、PDFが作成されます。
この手順で作成したPDFは、縦書きの日本語がきちんと組まれています(下図)。
フォントも埋め込まれており、印刷会社への入稿データとして利用できます(下図)。
本文を作ったときのように、表紙・裏表紙のデザインを作成し、こちらもPDFとして保存すれば、入稿データ一式が完成します。表紙や裏表紙のデザインは、本文のような「セオリー」はほとんどありません。あなたのセンスが赴くままに、自由にデザインできます。
このように作ったOpenOfficeによるPDFデータは、印刷用として最適化されたものではないため、印刷会社で変換をしてもらわなくてはいけません。とくにカラーは、印刷用のCMYKではなく、モニタ用の「RGB」なので、そのことを印刷会社に伝える事を忘れないで下さい。
「このPDFデータは、オフィスソフトで制作したので、CMYKのデータではありません。そちらで、色を良い具合に変換して下さい。」
──と伝えれば、印刷会社でカラー変換を行ってくれます。このカラー変換については印刷会社におまかせして下さい。印刷用に変換した場合、特にカラーの色合いが微妙に変わります(すこしくすんだ色合いになると思って下さい)。しかし、これは仕方がありません。色合いの差異については、CMYKカラーデータを作成できなかった、私たちに責任があります。
印刷会社のオペレータも、なるべく近い色合いになるように努力してくれるはずです。
また、デザインによっては「塗り足しが無い」と言われることもあります。「塗り足し」は、誌面の端まで写真や色を配置する際に必要なものです。しかし、OpenOfficeでは「塗り足し」を作る術がありません。
「塗り足しは付けられなかったので、端で少し切れても構いません」
と言うことにしましょう。
印刷会社のオペレータもベストを尽くしてくれます。彼らに任せて、印刷の仕上がりを待つ事にしましょう。
さて、これで一通り、文字組版とデータ作成について、説明してきました。
このブログで述べたこと以外にも、縦書きの日本語組版では、いくつか気を付けないといけないことがあります。
その具体例については、6月13日 17:30から、福岡市中央区の「あすみん」で行うセミナー“ドウジンノススメ”でご紹介します(詳細は下のリンクからご覧ください)。皆さまのご来場を待ちしております。
6/13の同人誌製作セミナー「ドウジンノススメ」で「印刷所の使い方」を担当する古賀岳です。
印刷所を利用した事の無い方にとって印刷所は何をどうやって利用したら良いか判らない事だらけだと思います。
実際、私も最初はそうでした。
今回、印刷所を利用した事の無い方向けにポイントを抑えた話をして、初めての印刷所利用へのハードルを下げたいと考えています。
また今回のセミナー内容でもっと聞きたい所があれば休憩時間に遠慮無く尋ねて下さい。
可能な限りお答えします。
それでは当日お会いしましょう!
申し込みがまだの方はこちらから!!