宅配便を利用した、会場への事前搬入および搬出について

文学フリマ福岡に出店する際、出店物(当日に売る「本」など)や什器を運ぶのは、重くて大変な場合があります。

段ボール箱に入れてカートで引いたり、スーツケースに入れて引きずって来るのも一つの方法ですが、特にスーツケースの場合は、ブースの中に置くのは意外と邪魔になるものです。

事前搬入とは?

「会場(都久志会館)に、事前に荷物を送って、当日は手ぶらで来場したい」または「印刷会社から本を直送したい」という方は、宅配便による事前搬入をご利用ください。

都久志会館に到着した荷物は、会場で一晩保管して、開催当日にお引き渡しします。

 

文学フリマ福岡の事前搬入では、宅配便の会社はどこが利用できますか?

「佐川急便」またはヤマト運輸による事前搬入を、出店者の皆さまにご案内いたします。印刷会社などから直送する場合も、佐川急便またはヤマト運輸による運送をご指定下さい。

到着期限はいつですか?

10月24日(土)までに到着するよう、荷物をお送り下さい。例えば、通常の方法で関東地方から発送する場合、発送当日の便に荷物が載っても、福岡への到着には2泊を要します。

下記の佐川急便またはヤマト運輸のWebページで、事前に福岡までのお届け日数についてご確認下さい。なお、早めに送って頂く分には問題ありません。ただし、佐川急便・ヤマト運輸共に保管日数は7日間ですので、10月17日以前に福岡に到着しないようにして下さい。

佐川急便:お届けまでの日数を検索

料金・お届け予定日検索(宅急便)|ヤマト運輸

 

送り先住所・電話番号などの伝票の書き方は?

送り先住所は以下の通りです。

必ず元払い(運賃領収済み)でお送り下さい。

伝票には「品名」を書く欄がございますので、そこに以下の情報を必ずお書き下さい。

  • 内容品(例:書籍、什器)
  • 配置番号(ブース番号)
  • 到着日・時間帯の指定(佐川急便の伝票には、配達希望時間帯を指定する欄が無いので、品名の欄に「配達日時 10月24日 18時〜20時」と必ず書いて下さい。ヤマト運輸の伝票には、希望お届け日の欄に10月24日と書き、希望お時間帯の「18時~20時」の項目に○印を書いてください。それ以外の日時に到着した荷物は、確実な受け取りが保証できません)

※出店名(ブース名)については、必須ではありませんが、書いてあると助かります。

下記の画像は、記入例です。

文学フリマ福岡に荷物を送る際の、佐川急便の伝票記入例

 

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送り状の控えは文学フリマ福岡へのご来場時に必ずお持ちください。輸送のトラブル等が発生した場合、荷物を追跡する唯一の手段が、送り状の控えに記載されたお問い合わせ番号です。

本が出来上がるのがギリギリになってしまった等、通常の便で間に合わない場合

 佐川急便は「飛脚航空便」や「飛脚ジャストタイム便」を提供しており、これにより輸送に掛かる日数を減らすことができます。利用方法については、お近くの佐川急便の営業所や集荷の電話番号(0120-555-555)へお問い合わせ下さい。

なお、開催日の10月25日(日)に荷物が到着する場合は、航空便による配達ができない(日曜日は配達してもらえない)場合がございますのでご注意下さい。

 

搬出について

搬出については、佐川急便による集荷を行います。なお、佐川急便は、日曜日は17時(午後5時)までに集荷を完了します。閉会は16時です。搬出を希望する方は、荷造りをお願いします。
なお、搬出の諸手続を迅速に行う為、会場からの直接搬出はすべて「着払い」でお送り頂く事になります。伝票は事務局で準備しております。

梱包に必要なクラフトテープは、事務局でも少し準備しております。

17時以降に搬出を行いたい方や、佐川急便以外の配送会社を利用したい方は、当日、事務局のスタッフにお問い合わせ下さい。

メッセージをお送りください(9/30まで→募集終了しました)

こんばんは。文学フリマ福岡事務局の森元です。

文学フリマ福岡まで、残り39日になりました。

さまざまな出会いのある文学フリマに魅せられ、福岡でもあったらいいのに! と願い、
昨年の年末から「文学フリマ福岡」の準備を始め、
日々手探りながらも楽しく準備をしています。
現在は、当日たくさんの方にお越しいただくための広報(チラシ配布)に奔走しています。

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さて、今回文学フリマ福岡では、
はじめての福岡開催によせて、皆さまからのメッセージを募集します。
いただいたお声は当日カタログに掲載する予定です。

参加表明、意気込み、ご意見ご要望、愚痴、公序良俗に反しない限り基本なんでも構いません。
出店者の方も、一般来場者の方も、当日行けない方も、ぜひどうぞ。
文学フリマ福岡参加のひとつの手段として、お気軽にメッセージいただければと思います。

送付方法は
TwitterなどSNSでつぶやく(#bunfreeのタグ付けや@BunfreeFukuokaへメンションしたうえで「メッセージ企画参加」と一言お書き添えください)
・直接fukuoka@bunfree.netへメールする

などで、9月30日(水)までに事務局へお知らせください。
字数制限は特にありません。(もしレイアウトの関係上、長すぎる場合は省略させていただくこともあるかもしれません)

ブース番号を発表いたしました

本日20時過ぎ、出店者の皆さまにブース番号をメールでお知らせいたしました。
ご確認のうえ、告知や印刷所との連絡などにご活用ください。

10月上旬ごろに、事務局から普通郵便にて「入場証+当日出店案内+ブース配置図」を送付いたします。
ブース番号、搬入、入場、その他細かい情報をそちらに記載しておりますので、ご参照ください。

10月11日までに届かなかった場合、公式サイトの問い合わせフォームより
お問い合わせください。


(代表)

速報:文学フリマ福岡・出店受付結果

たくさんのご応募ありがとうございました。7月12日(当日消印有効)をもって、第一回文学フリマ福岡への出店募集を締切ました。

申込み数=115サークル、全サークルを当選として受け入れます。なお、二次募集は行われません

当初の想定を大幅に上回る募集をいただきまして、福岡事務局のスタッフ一同、まことに恐悦至極に存じます。都久志会館の4階レンタルスペースを全て使うことになるでしょう。

 

チラシ等に記載しておりました二次募集の有無については、上記の通り「無し」となりました。

今後はサークル出店者の皆さまの出展品が、できるだけ多くの方の目に触れるように、九州各県の皆さまに「文学フリマ福岡」の周知を図って参りますので、どうぞご期待下さい。

今後の流れ

福岡事務局では、サークル参加の皆さまに、参加費のお支払い方法についてご案内させて頂きます(近日中)。

決済が完了したサークルの代表者には、開催2週間前までに、参加証などの書類をお送りします。10月12日までに届かない場合、速やかに事務局までお問い合わせ下さい。

インターネットからのお問い合わせは、お問い合わせフォーム(こちら)より、送信先を「文学フリマ福岡事務局」と指定して送信して下さい。

メールソフト等から直接メールを送信したい方は、下記メールアドレスにお送り下さい。

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参加にあたって分からない事がございましたら、なんでも気軽にお問い合わせ下さい。

ご質問は、下記Twitterでも受け付けております。

(文責:東内)

 

本チラシができあがるまで

本日(7月5日)、事務局に本チラシが納品されました。A4で4ページある、パンフレット形式のチラシです。

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なぜ、福岡ではチラシを作ったのか

東京の文学フリマでは、印刷物のチラシを作らず、主にインターネットや口コミなどの形式で宣伝を行っているそうですが、福岡事務局ではチラシを作る事が早々に決まっていました。

福岡での開催は初めてとなるので、私たちにはまだ顧客リストが存在しません。DMを送る事すらできないのです。

そのため、まず「文学フリマ 福岡」の存在を、広く宣伝する必要があります。基本的にネットでの宣伝というのは「口コミ」で広がるか、もしくは検索によって「見に来てもらう」というアプローチがほとんどです。

検索してもらうには「文学フリマ 福岡」の名前を知ってもらう必要があるのですが、そもそも催事名の存在そのものが知れ渡っていないと、誰も検索してくれません。このとき、チラシは今でも有効な宣伝ツールとなるのです。

本チラシ案は、5案つくられた

上に載せた「決定稿」も含めて、チラシの第一の顔となる表面を、合計5案作成し、そのうち4点を事務局スタッフに提示しました。以下に、没になった4案を掲載します。

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最初の1案は「絵本のようなイラスト」で、残りの案にはすべて「本」が入っています。つまりどんなカタチであれ「本に関するイベントだと一目で連想できる」ようにしています。

チラシでアートを追求しない、チラシの目的を忘れない

今回のチラシ作成にあたって、福岡事務局ではアートをやらないという方針をとりました。

アートとは「問いかけ」で、デザインは「解決手段」とよく言われますが、文学フリマの福岡事務局が、いったい何を「問いかける」というのでしょう。読者に問いかけるのは、出店して本を頒布するサークル参加者がすることです。

チラシは

  • サークル出店者を多く募集する
  • 出店者が本を売る相手となる、一般来場者を増やしたい

という目的を「解決」するためにつくるものです。すなわち、チラシは「営業ツール」であるため、催事名・催事の内容・日時・場所が、内容の主役です。

文学フリマ福岡」が10月頃にいつも開かれている、というイメージが、九州域内の文学ファンの皆さまにとって当たり前の認識になれば、そのときは、アーティストを招いてチラシで「アート」を表現する余裕も生まれてくることでしょう。

(文責:東内)

同人誌制作セミナー「ドウジンノススメ」 レポート

 6月13日(土)に、我々文学フリマ事務局が主催する同人誌制作セミナー「ドウジンのススメ」が開催されました!

今回はそのレポートを、スタッフ(一応)の副代表の後輩が担当させていただきます。

 

先日文芸同人誌即売会デビューしたばかりの僕ですが、今回レポートを書くにあたって前もって副代表から

「当日まで同人誌の製本について何も調べないでね~」

との指示が。

「…え?僕スタッフなのにいいの?ほぼ素人なのにいいの?」

と内心思いつつも、真面目に何も調べないまま当日を迎えました。

 

当日はセミナー開始15分前からすでに参加者の方にお越しいただけたこともあり、スタッフ総出で、バタバタした会場設営やセミナーの準備となりました。

 

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何とか準備が整い、いよいよセミナー開始!

まずはスタッフのでこぽんさんによる同人誌作成のための印刷所の使い方についての講義から。

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製本方法や印刷所の見積もりなど、一から同人誌作成を始めるための基本を丁寧に解説していただきました。

またその中で先日文学フリマ事務局で作成した同人誌を見本として、製本における注意点を解説(副代表いわく「失敗例として」(笑))。

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細かく注意していないと製本してみて失敗した!と気づくことも多いとのこと。

(例:縦書きの文なのに左綴りにしてしまった など)

 

でこぽんさんに続いては、このブログでも多く記事を書かれている東内さんによる同人誌の作り方についての講義

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同人誌を作る際の本のサイズ、用紙の余白、見やすい文字サイズ、書体(フォント)の選び方などを、OpenOfficeでの使用法を例に解説していただきました。

さらに縦書きの場合半角数字や5文字以下の半角英字を使ってはいけないなど、細かい決まりも合わせて解説。

普段意識せずに本を読んでいるけれど、そのように違和感なく内容を相手に伝えるためにも必要なことがあるのだと初めて意識し、目からウロコでした…

 

セミナーには途中参加を含め計10名の方々の参加をいただきました!

その多くがこれから同人誌を作っていきたいと思われている方々で、質問も多く飛び交いました。時にはスタッフも知らない製本の知識なども飛び出し、スタッフと参加者との生き生きとした交流の場となりました。

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この日はちょうど文学フリマ福岡の出店申し込み開始日でしたが、参加していただいた方の中にはすでに申し込みをした、もしくはこれからする予定だという方も!

ありがとうございます!

 

僕自身今回のセミナーを通して、「文学の書き手が限られた時間と予算のなかで、どのようにしてより読み手を惹きつける作品を作ることができるか」ということを学ぶことができました。

最初の副代表の指示には不安もありましたが、そのおかげでスタッフでいながら参加していただいた方々と同じ目線でこのセミナーに参加することができました。

副代表、さすがです!

 

参加してくださった皆様、本当にありがとうございました!

(文責:副代表の後輩)