皆様こんにちは。
お待たせいたしました。第三回文学フリマ福岡 出店者の皆さまに、ブース番号をメールにてお知らせいたしました。ご確認ください!
◆Webカタログ では各ブースの情報を事前にチェックすることが可能です! 出店者の皆さまは、こちらで事前に販売・配布予定品の情報を公開することができます。
◆エブリスタ立ち読みカタログ では出店作品の一部を無料で投稿&読むことができます!
事務局スタッフは出店案内送付の準備作業に入っております。暑い日々が続きますが、皆さまお元気で!
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昨年の11月からスタートした現代思想読書会ですが、第7回目の今回をもって、ようやくひとつめのテキストを全て完了しました。
ジャンルとしてはかなりニッチで、ハードな印象もあったりしてなかなか来づらいかなあとは思いつつも、意外にも?毎回新規の方がいらしてくださったり、リピートしていらしてくださる方がいたりと、ありがたい限りでした。
私自身も右も左も分からない状態でスタートした読書会でしたので、とりあえず一区切りがつくまで続けられたことにホッとしております。
(なぜか精神分析の解説が?たまに本筋から脱線したりします)
ということで、今回は『ドゥルーズと創造の哲学』の結論をテキストに行ったのですが、今回は発表者が、結論だけでなく他の書籍からも引用してレジュメをまとめておられました。
レジュメのまとめ方にも個性がでて、それが面白さのひとつだと思っているのですが、他の書籍からの引用することで、多角的・立体的な議論が生まれる効果があり、こういうやり方もあるのかと、ひとつ勉強になりました。
(写真左下に千葉雅也氏の『動きすぎてはいけない』)
ある程度慣れがないと、なかなか意見を言うことって難しいこともあるかと思います。しかしこの回の読書会では、臆せずに「これはむしろこうなんじゃない?」、「いや、この本ではこういうことだったよ」といったやり取りもあったりして、かつそれがきちんと議論がすすむ方向でのやり取りだったので、読書会冥利に尽きると言ったら大げさですが、こういう部分は今後も大事にしていけたらいいなと思った次第です。
また「この単語が意味しているのは何ですか」といった素朴な発言もしていただけたことも有り難いことで、そこには、いい意味で誰もがフラットに発言できる場、っていうのがその瞬間あって、この点も先の場合と同じで今後に活かしていきたいところです。
ひとつめの課題本が終わったということで、じゃあ次から何するの?となったのですが……
なぜこの本を選ばせていただいたのかといいますと、この本はフッサールの現象学には様々な誤解があると言っていて、じゃあそもそものフッサールの真意はどのよなものだったのか?という所から、どうやらアプローチしているようなんです。そういう意味で、入門書としては最適なんじゃないかと思って、これをテキストにさせていただきました。
開催日時は9月10日(日)14:00-17:00を予定しております。
場所はいつもと同じ会場(あすみん:天神クラス4階)です。詳しくはイベントページにて。
実は第7回現代思想読書会を開催したのと同じ日に、福岡哲学カフェさんが読書会をテーマにイベントを開催されておりました。
読書会を開催している身としましては参加しないわけにはいかないだろうということで、参加して来ましたよ。
哲学カフェは、誰もが気軽に哲学を楽しめるように配慮されたイベントで、毎回その時のテーマにそって、若者からご年配まで、女性も男性も、自由に対話が交わされます。
今後は人文系の読書会の開催を計画されており、この日は普段のイベントとは別枠の特別編ということで「読書会について語る会」を開催されていました。
んで、参加してみて思ったのは、今の現代思想読書会にアレンジを加える必要があるなということでした。
というのも、現代思想読書会に興味は持ったけど、難しそうなイメージが強くて参加を見送っていた、という方と「読書会について語る会」でお会いしたからです。
これまでの読書会はとりあえず続けてやってみるということを目標にしてやってきました。(何分ニッチな内容でしたので、続けられるかどうかがまず不明でした)
そしてその目標はどうにかこうにか、参加者やスタッフのおかげで第7回まで続けることで達成できたと思っています。
ただ本当は、もっとこうしたら会として良くなるんじゃないかな、と思っていたこともあったのですが、すべて後回しにしてしまっていました。
ざっくり言うと、いかに自主学習の場をオープンなものにしていくか、というのが現状の課題かなと思っています。
詳しいことは今後、現代思想読書会(HP)に書いていこうと思います。
(スタッフ O)
ご報告が遅くなってしましましたが、去る6月24日に大分で「ドウジンノススメ」を開催いたしました。今回が通算3回目、福岡県外では初めての開催となりました。
「ドウジンノススメ」は文学フリマ福岡のスタッフでもあり、同人誌制作の経験も豊富な古賀岳夫さんと東内拓理さんが本づくりのポイントをレクチャーするイベントです。
“はじめてだけど同人誌を作ってみたい”
“経験はあるけどワンランク上の同人誌に仕上げたい”
“わからない所を経験者に質問してみたい”
そんな方にピッタリのイベントになっています。何事もはじめてのことには躊躇してしまったりしますが、ポイントを押さえてしまえば決して難しいことではなかったりしますよね。
「ドウジンノススメ」でレクチャーしているポイントは大きく2つあります。ひとつはDTPについてで、こちらは東内拓理さんが担当されています。もうひとつは印刷についてで、こちらは古賀岳夫さんが担当されています。
去年は九州大学図書館さんと共同で開催させていただいたのですが、今回は大分県在住のぽえまるさんとご一緒に開催する運びとなりました。
ぽえまるさんは過去の文学フリマ福岡にも出展してくださっている方で、同人文芸雑誌「点と文」は、視覚障がい当事者の方とコラボして点字を掲載しており、サブタイトルに「散文と詩、文学の可能性をめざして」と掲げています*1。
さてさて、前置きが長くなってしまいましたが、当日のイベントの様子についてご紹介してみたいと思います。
講演の内容をご紹介する前に……、今回はなんと!、ぽえまるさんのご厚意で、参加者全員にノベルティ(特性クリアファイルと栞)を用意してくださっていました。
なんとこれ、クリアファイルも栞も、どうやら木製のようなんです!これはスタッフもビックリのサプライズでした。
このような思いがけないことが起こるのもイベントならではなのかもしれません。ぽえまるさん有難うございました。
というわけで、最初の講義は東内さんによるDTPの使い方についてです。講義の目標は「恥ずかしくない誌面を手軽に低予算」で作ろう、というものです。
(前半のスピーカー:東内さん)
個人制作の同人誌なのですから、極論してしまえば誌面の使い方は製作者の自由だと言うことができるかもしれません。しかしそれを読む側のことも考えますと、やはり誌面作りの際も押さえておきたいポイントっていうのが出てきます。
また文章は自分で書いたりする方でも、パソコンやDTPソフトに触れる機会がなかった人も中にはいらっしゃいます。
しかし本作りをする上での必要な操作は実は限られていますので、そんな方でも恐らく慣れれば問題ないんじゃないかなあと思うのですが、どうでしょうか汗。
このブログでも参考にしていただける記事を上げてありますので、よろしければチェックしてみてくださいね。
「同人誌レイアウト カテゴリーの記事一覧 - 文学フリマ福岡事務局通信」
小休憩をはさんで、後半の部のスタートです。
前半ではDTPを使って、印刷するための原稿データを仕上げるところまで説明しています。そして後半では、そのデータをもとに印刷する段階へと入っていきます。
(後半のスピーカー:古賀岳夫さん)
同人誌の製本の仕方は、自分で印刷して作るやり方(いわゆるコピー本になります)と、印刷所に依頼して印刷してもらうやり方があります。
この講義では、印刷所に依頼して制作することを前提にして、“印刷所を選ぶ基準にどのようなものがあるのか”とか“具体的な依頼の仕方”などについてレクチャーなされました。
これもはじめての方は、戸惑うことが多いのではないでしょうか?お金もかかることですので、慎重になりたいところでもありますよね。
講師がこれまでに見てきた失敗談なども交えながら、具体的にどうやって印刷所とやり取りすれば良いのかをお話されていて、とても説得力があります。
傍らからイベントの様子を見ていて印象的だったのは、参加者の皆さん同士が、あるいは参加者の皆さんと講師とが、世代を超えて積極的に交流されていたことです。
講義中も質問も積極的に出ていたり、講義後も同人誌の見本をみんなで参照しながらお話をしたり……
同人誌を制作すること自体も面白いことだと思うのですが、またそのことを通して、このような交流が生まれることも同じくらい、人によってはそれ以上に価値あることかもしれません。
こういったことも文学の良さといいますか、大きな魅力ですよね。
(スタッフ O)
現代思想読書会は7月で一区切りがつくということで、専用にサイトを用意しました。
この読書会の方向性の一つとして、「誰でもテキストを選定できる読書会」にできないだろうか?
と思っています。
誰もが自分が興味あるテキストを、自分が読むのはもちろん、他の人にも読んでもらって、意見を出し合うことができる。そういう機会が得られる場としての読書会。
もともとそういう動機ではじめた読書会でした。だからこの読書会が継続されるとすれば、そういう動機が有効である限りにおいて、ということになるでしょう。
ちなみに現代思想って具体的にはどういうジャンルなのかって言うと、結構曖昧だったり。
ドゥルーズは大雑把に哲学、もう少し詳しく分けるとポスト構造主義(wikiによると本人は否定しているそうです)。
あとはメジャーなところで精神分析や心理学、現象学、現代思想に影響を与えているという意味で社会学あたりなんかもありだと思われますが、これ以外にも現代思想と呼べるものはいろいろあるんじゃないかと思います。ここら辺は明確な区切りをつけていませんので、柔軟に対応したいところです。
そんなわけで、 読書会サイト新設のおしらせでした!
(現代思想読書会係より)
こんにちは。
この度は雨による災害に遭われた皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
今回は、福岡県や大分県のなかでもかなり狭い地域に集中して災害が起こったようで、おなじ福岡のなかでもこんなに様子が違うのか、生活が狂わされる方々が出てしまうのか…と身につまされる思いです。
本日、出店お申込みいただいた皆様に、抽選結果および当選の方へ出店料お支払のご案内をメールいたしました。
ご確認ください。
また、FAXにてご連絡いただいた方につきましては追って郵送でご案内をいたします。
今回は、2ブースご希望の方を含め全てのお申込みを1ブースとさせていただきました。そのうえで、会場の収容以上のブース数となってしまったため、抽選を実施いたしました。大変申し訳ございません。
何かご不明な点などございましたら、文学フリマHPお問い合わせフォームよりご連絡ください。
先月、現代思想読書会の第6回を開催いたしました。
読書会では、毎回レジュメの作成かつ発表をする人がいるのですが、これまでは文フリのスタッフがこの役をやってきておりました。
しかし今回は初めて一般参加をしていただいていた方に、レジュメ作成と発表をしていただきました!
これまでのテキストの大トリとなるような内容でしたので、大変なんじゃないかと思ったのですが、全く問題なく当日もスムーズに発表してくださいました。ありがとうございました!
この読書会、試験的にずっと同じ書籍を扱ってきました。選定した『ドゥルーズと創造の哲学』はなかなか濃ゆい内容ですので、このような形をとってみました。
この書籍も次回の第7回でようやく最終回で、「結論」がテキストになります。
最初は、こんなニッチな読書会をはじめて大丈夫だろうか?という思いもありましたが、とりあえず一通り区切りがつく所まで続けることができて、ひとまず安堵しています。
やってみれば案外なんとかなったり、新しい発見があったりします。ほかにもいろんな個性豊かな読書会が増えればいいな~と思いますよ。
とりあえず次回でテキストが終わるということで、次回からはまた別のテキストをやるのか、ここでいったん休止するのかは、まだ未定です。ひとまず最終回ということで、こんなニッチな読書会ですが、どうぞよろしくお願いします!